子供がいません 相続人は誰?~遺言書にて解決~
【ご相談者様の状況】
私(長女)は未婚で子供もおらず、両親が他界した後、実家近くに一人暮らしをしています。 推定相続人は長男・次女・次男・三男 |
【当事務所の対応】
まずは推定相続人と財産を把握し、推定相続人は上記の4名、財産総額が基礎控除を下回ることがわかりましたので、相続手続きの一般的な流れをご説明させていただきました。
ただし、その中で次男が行方不明であることがわかりました。
この時点で遺言書の作成をおすすめしました。
なぜなら、遺言書が無いと財産を相続人の方たち全員で協議し分けることになります。
今回の場合だと、次男が行方不明ですので分割協議をすることができません。
(次男が見つかるのを待つか、失踪宣告の申し立てをすることになる)
したがって財産は凍結され、手を付けることができなくなってしまいます。
遺言書があれば、相続人全員で協議をせず手続きを進められるため次男の動向を気にせずに済むからです。
【結果】
すぐにでも遺言の作成をしたいとのことで、ご依頼いただき実際に公正証書遺言を作成しました。
遺言書により、「これで迷惑をかけずに済むわ」と大変喜んでいらっしゃいました。
いざ相続手続きを進めようとすると意外な落とし穴により手続きをストップせざるを得ない状況になります。
そうならないように「転ばぬ先の杖」をしっかりと用意できたケースになります。
- お客様の声 A・O 様
- 相続や登記は想像以上に時間と労力が必要です。 相続税期限が被相続人が死亡して10カ月までですが、あっという間に過ぎていきます。自分でできるのであれば良いですが専門の方にお願いした方が安心です。 今…
- お客様の声 H・Y 様
- 相続税申告にあたり、とても丁寧にご対応いただき、私の要領を得ない質問にもわかりやすくご説明いただき、安心してお任せすることができて、大変ありがたかったです。
- お客様の声 匿名希望 様
- 単なる申告書の作成と手続きだけというのではなく、遺族に寄り添った配慮もして下さいました。 書類なども誠に丁寧にご説明下さったので十分納得し、信頼しておまかせすることができると思います。
- お客様の声 匿名希望 様
- 忙しい日々ですが、何事も早めに準備することが大切です。 わからないことが出てきたら迷わず、専門家の力を借りることが解決の近道だと思います。