この土地は誰のもの?~先代名義の不動産~
ご相談様の状況
ケース1
お父様を亡くされ、相続人の方が相談に来られました。
お父様の財産の資料として、名寄帳をご持参頂きました。不動産はこれのみとのことでしたが、よくよく拝見すると家屋の中にご自宅の記載がありません。相談者にそのことをお聞きしましたが、なぜか分からないとのことでした。
ケース2
こちらもお父様を亡くされた相続人の方のご相談です。
同じく名寄帳をご持参頂きました。住宅地図で不動産の所在地を確認しながら名寄帳と突き合わせをしたところ、名寄帳に記載の無い土地があることがわかりました。
当センターの対応
ケース1では家屋の登記情報、ケース2では土地の登記情報を取得したところ、いずれも所有者が先代(被相続人の父)になっていることがわかりました。
結果
先代名義の名寄帳を取得して頂きました。ケース1に至っては、自宅建物のみならず、複数の土地(山林)が先代名義であることが判明いたしました。
当センターでは、不動産の資料として名寄帳を取り寄せて頂いています。名寄帳は不動産の所有者ごとに発行されます。今回のような被相続人以外(先代)の名義の不動産、あるいは共有名義の不動産を所有されている可能性のある場合は、名寄帳取得時に調べて頂くのが良いでしょう。
- お客様の声 A・O 様
- 相続や登記は想像以上に時間と労力が必要です。 相続税期限が被相続人が死亡して10カ月までですが、あっという間に過ぎていきます。自分でできるのであれば良いですが専門の方にお願いした方が安心です。 今…
- お客様の声 H・Y 様
- 相続税申告にあたり、とても丁寧にご対応いただき、私の要領を得ない質問にもわかりやすくご説明いただき、安心してお任せすることができて、大変ありがたかったです。
- お客様の声 匿名希望 様
- 単なる申告書の作成と手続きだけというのではなく、遺族に寄り添った配慮もして下さいました。 書類なども誠に丁寧にご説明下さったので十分納得し、信頼しておまかせすることができると思います。
- お客様の声 匿名希望 様
- 忙しい日々ですが、何事も早めに準備することが大切です。 わからないことが出てきたら迷わず、専門家の力を借りることが解決の近道だと思います。