法定相続情報
<ご相談者様の状況>
現役世代のご主人を亡くされ、奥様が相談にみえました。
現役世代ということもあり、現預金や不動産のほか、生命保険金やお勤め先の会社からの退職金など、財産が多岐に渡っており、どうなってしまうのかとても不安なご様子でした。
また、転勤族だったこともあり金融機関もその当時お住まいだった地域毎にお持ちで、名義変更の手続きにご苦労されておりました。
<当センターの対応>
多岐に渡る財産を整理集計した結果、相続税の申告が必要でしたのでご依頼を受けました。
あわせて相続手続の代行をご提案させていただきましたが、出来る事はご自身で進めたいとお考えでしたので、名義変更は奥様ご自身で進めることになりました。
名義変更を進める中でこのようなお話をされておりました。
「金融機関へ提出した戸籍謄本が、写しをとる際にバラバラにされてしまい新たに取得し直した」
※予めホチキス留めされた戸籍謄本等は、外されてしまうと正式なものとしては使用できなくなる場合がございます。
これでは折角返却をされてもその他の窓口で使用することができず、取得数ばかり増えてしまいます。
そこで、法定相続情報制度のご案内をし、ご依頼いただきました。
法定相続情報制度とは法務局にて予め相続人に関する情報を確認し、一覧図にまとめた上で
証明書類として発行をしてくれる制度です。
相続手続きでは各窓口にて必ず亡くなられた方の出生から亡くなるまでの戸籍謄本や、相続人の戸籍謄本の提出を求められます。
最初にこれらの戸籍関係を法務局に提出することにより法定相続情報一覧図を作成すると、一連の情報をまとめる事ができ、戸籍の束を持ち金融機関を回らずに済みます。
<結果>
弊社にて法定相続情報を作成し証明書をお客様へお渡し致しました。
証券会社の手続きもスムーズに出来たと、大変喜んでいただきました。
- お客様の声 A・O 様
- 相続や登記は想像以上に時間と労力が必要です。 相続税期限が被相続人が死亡して10カ月までですが、あっという間に過ぎていきます。自分でできるのであれば良いですが専門の方にお願いした方が安心です。 今…
- お客様の声 H・Y 様
- 相続税申告にあたり、とても丁寧にご対応いただき、私の要領を得ない質問にもわかりやすくご説明いただき、安心してお任せすることができて、大変ありがたかったです。
- お客様の声 匿名希望 様
- 単なる申告書の作成と手続きだけというのではなく、遺族に寄り添った配慮もして下さいました。 書類なども誠に丁寧にご説明下さったので十分納得し、信頼しておまかせすることができると思います。
- お客様の声 匿名希望 様
- 忙しい日々ですが、何事も早めに準備することが大切です。 わからないことが出てきたら迷わず、専門家の力を借りることが解決の近道だと思います。