曖昧になっていたこと
<ご相談者様の状況>
約10年前にお父様、2年前にお母様が亡くなられた相続人の方からのご相談でした。
証券会社の相続手続をした覚えはあるが最後まできちんと終わらせたのか、また配当金がどこに振り込まれているのか不明という状況でした。
仕事が忙しく、やろうと思いながらもなかなか動けず、ずっと気がかりなままだったとの事。
<当センターの対応>
まずは現状把握の為に以下の書類をお願いしました。
①お父様が亡くなられた際の遺産分割協議書
②お母様が亡くなられた際の遺産分割協議書
③各証券会社からの郵便物
こちらの書類を拝見させて頂くと、相続手続は終わっている事が分かりました。
配当金に関しても、「株式数比例分配方式」※ という受取方法を選択している事が分かりました。
※保有するすべての国内上場株式等の配当金を証券会社のお取引口座で受取ることができる方式で、複数の証券会社にお取引口座をお持ちの場合、他社で受取方法を変更するとすべての上場株式における配当金受取方式が自動的に変更されます。
<結果>
最終的なご希望は相続にて引き継いだ証券会社の株を、お客様の以前から取引のある証券会社へ移管し1社にまとめたいとの事でしたが、「相続手続き」ではないので委任状があっても代理手続は不可、ご本人でないと手続きが出来ませんでした。
しかし、現状をまとめてご報告させていただいた所、今どのような状況か分かり配当金もその証券会社の取引口座に入っていた事が分かったので安心したと喜んでいただけました。
状況によってはお手伝い出来かねる場合もございますが、書類や郵便物から解決される場合もございます。
当社では無料相談を行っておりますので、相続手続で気がかりな事や不安な事などございましたら、まずは一度お電話下さい。
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